2019/03/10 23:58

 緒真坂が「学校は、とっくに卒業している私なのに、心がざわざわする」というエッセイをnoteに書きました。

 卒業ソングの季節である。
 テレビの歌番組では、卒業ソングの特集が組まれている。 
 卒業といえば、私にとって尾崎豊で、この曲は、もう、聴くまいと思っている。
 つまり、「卒業」から卒業した人間なのだと。
 まあ、でも、世のなかで、尾崎豊「卒業」はあまり流れない。
 時代に合わないのだろう。
 尾崎豊といったら、「I Love You」ばかりである。
 それはともかく、また「卒業」とも関係がなく、通常業務のようにブックオフに出かける。
 と、これでもかと、卒業ソングがかかりまくっている。
 だいたいは、いきものがかりやレミオロメンなどの甘酸っぱく、センチメンタルなメロディを持つ曲である。
 どちらかといえば、そういうメロディで、感動を迫ってくる曲は好きではない。
 それでも、それでもある。
 学校は、とっくに卒業している私なのに、

 心がざわざわする。

 搔き乱される。



 なぜだろう。

 春という季節のせいだろうか。

 ああ、また、春がくるのだな。と思う。