2022/11/27 10:21

 しょっちゅう足が向く街の小さな古本屋があって、いつも60代の女主人がカウンターに座っている。他に店員がいたことがない。本当の意味で、個人店なのだろう。

 そのお店のコンポからは、いつもジャズがかかっている。かなりの頻度で、コルトレーンに遭遇する。ファンなのだろう。

 時々家に帰っても、私の頭のなかで、コルトレーンが鳴っていることがある。そのときは、それを取り除くために、実際のCDを聴くのだ。(緒 真坂)